Debian インストーラ Stretch Alpha 2 リリース
2015 年 8 月 15 日
Debian インストーラ チームは Debian 9
Stretch
用インストーラの2回目のアルファリリースを発表できることを嬉しく思います。
インストーラのこのリリースでの重要な変更
- このリリース最大の変更は linux カーネルの更新で、4.0 系列から 4.1 系列になります。
このリリースでのその他の改善
- debian-installer:
- 複数アーキテクチャ対応イメージの
Advanced options
にRescue
メニューが欠けていたのを修正 (#793118)。 - ttf-cjk-compact-udeb を fonts-android-udeb に置き換え (#794432)。CJKでグリフが欠けていることはこれでなくなるはずです。 当該言語で問題があれば報告してください!
- 複数アーキテクチャ対応イメージの
- oldsys-preseed:
- LaCie 機器で DHCP をデフォルトで利用。
- systemd/udev-udeb:
- 70-persistent-*.rules のコピーをやめた (net.ifnames が現在デフォルトとなっています)。
- インストーラの udevd のログレベルを
notice
に。
- u-boot:
- u-boot-sunxi: Mini-X ターゲットを有効化 (#787266)。
- Tegra Jetson TK-1 のサポートを追加 (#788689)。
- U-Boot には現在 mx6cuboxi 及び wandboard 向けの fw_env.config 設定例が用意されています (#786877)。
地域化の状態
- このリリースでは 75 の言語をサポート。
- そのうち 12 で完全に翻訳。
このリリースでの既知の問題
詳細や既知の問題の全容については、正誤表を見てください。
このリリースへのフィードバック
インストーラのバグの発見や詳細な改善には支援が必要なので、 試しに使ってみてください。インストーラ CD やその他のメディア、他に必要なものはすべてウェブサイトから利用可能になっています。
謝辞
Debian インストーラチームはこのリリースに貢献してくれたすべての人に感謝します